樋渡市長が、市民病院の民間委譲をめぐり辞職した。
樋渡さんの功績はすばらしいものがある。全国の市長さんも嫉妬すらできないほど突き抜けて
おられので、逆に樋渡効果にあやかりたいほどである。

私達はオンブズマン三木である。オンブズマンといえば簡単にリコール運動をするように
想像されるであろう。誤解である。
リコール請求を行うということは、きわめて高い正当性があり、問題となっている事柄はもちろん
問題となっている事柄以外にも相当な理論構築がなされていなければ
逆に投票権を行使した数万人という市民の権利を冒とくすることになる。
署名を集めたのでリコールできます、とは考えていない。

武雄市の場合は、どうであったのか。

あくまでも地域の病院群や医師数にもよることを前提にするが
武雄市のような規模の市になれば、市民病院は救急ができなければならない。
三木市の場合でいえば、小児救急ができなければ意味がないのである。

武雄市民病院は、救急自体が出来ていなかったようであるから大問題であった。
救急ができるようにする必要がある。それが行政としての責務であろう。

救急体制を維持するためには、公立病院である必要はない。
極論すれば、24時間いつでもドクターヘリで市外県外の大病院へ搬送してくれるのであれば、
普段は開業医による診療所で十分であるので、近くにあった公立病院を診療所へ縮小したとしても
市民は納得したかもしれない。
万が一のときに対応してもらえる安心が、市民にとっては大事であり、欲するところだと考える。
方法論は、関係ないのである。

いろいろなことを考えると、三木市では市民病院を小野市と統合し中核病院へすることが良く
武雄市の場合であれば民間委譲が良かったのだと思っている。

平成20年12月28日に武雄市長選挙がある。全国が注目する選挙となるのは間違いない。
そんな大舞台に対抗馬として立候補するのであれば、
相当な論客かリーダーシップの持ち主でなければならない。
病院問題に詳しいだけでは、、、、、、である。

私達は、樋渡さんを応援しない。かと言って足を引っ張るつもりもない。
武雄市民が、どんな市長を選ばれてもそれは民意であり、尊重する。

全国の市民が地元の政治に興味を持つ良い機会である。武雄市に注目したい。
まずは、対抗馬として、どんな方が立候補を表明されるのか楽しみである。



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